季節の手づくり:冬
2019年01月06日(Sun)
年末から新年にかけて,冬の季節の手づくりが続きました.
先人の知恵を引き継ぎながら,自分たちの暮らしに合わせて工夫して食まわりを整えます.
山から収穫してきたゆずで柚餅子作り.
中身を詰めて蒸してから少し干して

和紙に包んで寒風にさらします.

軒下につるして2か月ほどで完成です.
北風に当てたら梅紫蘇もよく乾いたのでゆかりにしました.

畑の大根で沢庵漬けも忘れずに.

糠と塩のみ,甘みは干し柿の皮などで.
年越しそばのくるみだれには山で収穫した鬼ぐるみ.
とても固いのでオーブンで焼いてから割ります.

年越し蕎麦は夫さんの手打ち.

お正月にはおせち料理.

正月明けには畑へ.
新鮮な野菜が調達できるのがうれしい.

畑に残っていた赤かぶは漬物に.

年末に収穫しておいた大豆が乾燥.

台風などで不作でしたけど,何とか今年用の種は確保できました.
唐辛子は豊作でしたけど,こんなにたくさんどうしましょう.

今年最初の味噌作り.
畑の大豆も使います.

付箋に書いたメモはきちんと書き直して,分量や作った様子を記して張り付けておきます.

これは玄米麹の味噌.
これから米麹や麦麹の味噌を次々作ります.
今日は,間もなく断乳をする予定の孫のお口のお供に干し芋作り.

どんなサイズが食べやすいのかなと考えながら切りました.
夫さんは大量に作る気満々で,蒸した芋を切る道具を作りました.

細い間隔でピアノ線が張ってあります.
はたしてうまくいくのでしょうか?
季節の手づくりはわが家の暮らしのベース.
おちこち農園で野菜を作り
山の果樹を収穫し,
季節のものを大切に,
自然に沿う暮らしを心がけています.
マクロビオティックのお料理をお伝えする正食千葉教室おちこちも,
先人の知恵に学び自然に学ぶ教室です.
実りの秋の手づくり
2018年09月27日(Thu)
夏には夏の楽しみが・・・
2018年08月15日(Wed)
今年は晴天続きで,梅干し日和はたっぷりありました.

紫蘇も梅酢も大事

もとはこの梅

ワイルドな山の家の梅でした.
山の真竹の小さなたけのこも干しました.

はじめの頃は大事に食べていたトマト.

たくさん採れ出してからは,次々と干しトマトや,ソースに.
人参も長い期間収穫していただきました.

お馬にもおすそ分け.
とうもろこしも採りたてをすぐにゆでたら格別に甘いです.

らっきょの加工はちょっと前のこと.
きれいに洗って

とりあえず塩漬けにしておきました.

大忙しの時はつい写真を撮るのも忘れがち.

ブルーベリーや桑の実や梅のジャムも作たっけ.
到来物のへべす.
宮崎県の柑橘です.

これは娘たち夫婦から.
夏や冬に,南から順番に1県ずつの特産品が届きます.
薄く輪切りにして,冷たいおそばにのせて頂くとさわやか~!
暑い夏ですが,夏には夏の楽しみが・・・
6月の山から
2018年06月28日(Thu)
山の家の梅の木に実が付きました.
うっすらと色づいて,熟しています.

実をもいで,よさそうなもの選ぶと6キロほど.

さっそく梅干し用に漬け込みました.

ワイルドな実もあるけれど,自然の力強さをもった無農薬の梅です.
まだ青い実の木もあるので,来週も山へ収穫に.
梅干し作りの続きです.
桑の実はジャムに.

真竹のたけのこは,干したけのこに.

保存し,工夫をしながらいただきます.
田舎の母からのプレゼント.
お願いしていた手づくりの布草履です.

家族分.
小さいのは孫用.
小さいけどまだ大きい.
これからの季節,家の中ではくと気持ちがよさそう.
子どものころに作った記憶をたどって作ってくれました.
工夫と知恵の詰まった草履.
訪ねた時にいただいた昼ご飯.

まさに正食.
心のこもったごちそうでした.
季節外れの味噌作り
2018年05月29日(Tue)
いつもは寒のうちに仕込んでいる味噌ですが,今回はこの時期にも作っていみることにしました.
先日,無農薬のお米を頂いている農園に伺った時,大豆も購入しました.
そしたら,「この甕で味噌作って」と大きな甕を頂いたのです.

この甕です
そこで他の材料も用意して,仕込んでみることにしました.
福岡の高取保育園の子どもたちは毎月味噌を仕込んでいて,暑い時期の味噌は発酵が早いと知っていると聞きました.
私も確かめてみたいと思います
大豆をつぶすのはミンサーで

固定する場所がなくて,壁に向かってすることに
つぶれ方はなめらかです

塩切麹と合わせて,しっかりと甕に詰めます.

残った煮汁は,市原の郷土料理「豆造」に

カビを防げるように,味噌の表面は昆布で覆ってみました.
これからの季節をどうのり切れるか,気の抜けない夏です