紅花染め

2016年01月29日(Fri)
勝田台つながりんぐのお仲間から誘っていただき,草木染教室に参加してきました.

今月は紅花染めです.

何日も前から,花びらの中から黄色い色素を抜く作業(黄水抜き)を繰り返し,赤色の色素だけを残した花びら.


染1


よく絞ってからアルカリの水(炭酸カリウム)に放ち,水の中でもみだして赤い色素を抽出します.

取り出した染液をクエン酸で中和し,いよいよ染めの段階へ.

ここまででもなかなかの作業です.



そして染め.


染2



何度も何度も.

だんだんと色が濃くなります.


室内でやっても冷たい,根気のいる作業ですが,本来は冬に戸外でしてきた仕事.

寒さの中で,色がさえるのだそうです.


夏に摘み乾燥させて,染めるのは厳冬期.

申年の赤い下着が体によいとされるのは,紅花の薬効があってならではとのこと.

体を温めてくれるので,女性に向き,男性には不向き.

そんな話を聞きながら,紅花染にも陰陽が関係することを感じました.



染3



染上がりの色は鮮やかなピンク.

黄色は黄水で染めたものです.

紅にするにはもっと濃い染液やもっと繰り返しが必要なようです.


この長さ,実はピンクのさらし地は,還暦を迎えた夫に,赤いちゃんちゃんこならぬ赤い○○○○をプレゼントしちゃおうと目論んだのでした.

週末にお祝いの家族旅行があるので,その時のセレモニーとしてですよ.

でもあえなく却下.



染4


女性用としての活用が理にかなっていますね~.

絹のものは帯揚げに,木綿のものは布ナプキンに.


濃いピンクは,夏に藍の生葉で再度染めると,ぐっと落ち着いた紫がかった色になるそうです.

帯揚げやスカーフは再度染めてみましょう.



草木染は,長女が小学生の時,夏休みの自由研究で,一緒にいろいろな染めに挑戦したことがありました.

それは自己流でしたから,今回のような経験は初めてです.


時間のかかる手仕事の面白さ,染めあがったものの自然な風合い・色合い.

草木染の魅力に引き寄せられました.

今度は若草色のテーブルセンターを染めてみたくなりました.








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